コメダ珈琲店 博多駅東店ができたことから、韓国への飲食店進出を考察してみる

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本日、2015年3月7日、当社の真裏にコメダ珈琲店がオープンしました。

コメダ珈琲店は、名古屋や大阪の人には常識だと思いますが
こと、九州では、まだまだ知らない人も多く、存在自体がとても
珍しく感じるような市場です。

さて、こういうとき、すぐに店舗を訪問するのは、いわゆる
「コメダを知ってる人」です。私もその一人。大阪での商談ではよく使うし、
名古屋の朝は欠かさず訪問して、パン食ってます。

私のような輩は、まだコメダを知らない人に「コメダとは○○○~」を自慢げに
話をしながら、他人を引き連れて訪問する傾向があります。
ちょっとしたナルシストか、情報発信屋さんですね。

さて。
実はこのような(私のような)行動を取る人が、実は韓国にも結構います。

それは。
「日本旅行時に訪問したお店が、韓国にオープンしたとき」です。

「僕が昔、東京で食べた~」「毎年、大阪で必ず食べる~」などなどが、
周りの人間(日本に行ったことの無い、友人知人)を連れて来店するわけです。

で。
飲食店等が海外進出する時によく耳にするのは「現地の方の舌に合わせた味を作る。。云々」
です。アメリカやヨーロッパでお寿司屋さんが、様変わりしている様子はよく承知しています。

が。
こと、韓国ではこの発想は、かえって現地の顧客が受入れにくいケースがあります。

日本人は外国人の味覚に関して様々な先入観を持っています。
韓国人なら、辛いものが好き、キムチ味かな?など。
今のご時世では、その発想は古すぎます。
こと韓国での飲食進出は原則日本の味のままで展開することが推奨されます。

なぜか?

先行訪問客は、前述のとおり「日本で食した経験のある人」だからです。
彼らが「あれ?日本で食べた味と違う。。。」と違和感を持ったら、それは
所詮「にせもの」になってしまいます。そうすると、そこから負の口コミが起こりかねません。
なぜなら、先行訪問者が、一緒に連れてきた他の顧客(友人知人)から
恥をかいてしまうことになり、先行訪問者自体を裏切ることになるからです。

つまり、外食産業の海外進出のマーケティングは、
当該国の総人口対日本来訪者累計数を見て、その率が高い国ほど、
日本の味のままで進出した方が、顧客からSNSや口コミでの販促支援を
受けやすいことになるのです。

韓国はこのケースに該当する稀有な市場ですね。

残念ながらソウルに出ている日本の飲食関係の案件は
味の構成と、顧客とのリレーションシップという観点から、
マーケティングがあまりうまくいっていない例の方が散見されます。

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