韓国で行われる商談会に出る前の心得

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ここで書く話は、旅行業界・食品を始めとする物産流通業界など、
すべてのB to C業界において、当てはまる話です。

JETROからお誘いを受けて、食品系の展示会に出る場合、
あるいはJNTOや地域ブロックの観光推進機構などからお誘いを受けて
観光系の商談会に出る場合を想定しています。

一般的に自社商品を販売する場合、
○商談会に出る

○バイヤーと商談をする

○バイヤーと商談が成立する

○商流が生まれる

○商品が売れ続ける

ということを想定して、商談会に出席し、売れればラッキー
売れなかったら「仕方がない」で済ませるパターンが多いのではないでしょうか?

「仕方がない」で済ませる原因の1つは公的資金や補助金で行くケースが多く
「参加することに意義がある」と思って臨むことが少なくないからでしょう。

そんなことでは相手先のバイヤーに対して、いつまでたっても馬鹿にされ
商品に対する交渉力(バーゲニングパワー)をどんどん失うだけです。

特に韓国という市場でいきなり商談会に出るのは無謀極まりない行為です。
出席したところで、それ自体は何ら意味を持たなくなります。

この図を見てください。

韓国での旧来の参入方法

結局は、卸・インポーター・小売の各会社、旅行業界なら旅行会社やランドオペレーターから
「オタクは売れてるの?」「オタクは有名なの?」と問われて、絶対に取り合ってもらえません。

従来のバリューチェーンでの進出は、W・Rのボトルネックが大きく、
商談会等での交渉を経てもなかなか成就しづらく、
予算化や数値目標設定が非常にしにくいので初期コストも高くつきます。

では、どうするのか?どうすればいいのか?

韓国への正しい参入方法

韓国の社会は、とにかく実績重視主義です。何の実績を見るのか?それはインターネット上の認知度です。
つまり消費者が書く「ブログ」に、どれだけ購買実績が韓国人の消費者間にあるのか?を
見ることを重視しています。

観光PRで、ブロガー招聘を行っている自治体は「それは既にやってます」などと言いますが、
大事なのはそのブロガーがどのような記載をし、果たして確かに消費者に響く情報とイメージを
伝えているのか?それによって消費者が動き、旅行社が真面目に販売しているのか?

そこまでマネジメントできているところなんて、ないと思います。

もともとインターネットを通じた口コミの世界である韓国においては、
消費者(それもファンに近いアーリーアダプター)の囲い込みと、
商品・サービスに関する実績のweb上での掲載を続けることが重要です。

消費者の信頼を実績として既に多数得ていることを名実ともにアピールすると、
W・Rは自社(あなたの会社)や商品を囲い込もうとします。

ちなみにアヤしいブローカーは、すぐに「独占で取引せい」と寝ぼけたことを言いますので、
そこは冷静に競争させて複数業者に代理業をさせたらいいかと思います。

さて、商談会に出る前にハングルでどんな商品実績がブログに上がっているのか?
あなたは回答できますか?ないなら今一度、どういう戦術をとるべきか考えてみてください。

時間とお金を浪費する前に。。

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