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韓国人採用 本気ですか?(7)韓国人採用のリスクを考える

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韓国人採用のメリットなんてあるのか?

「韓国人採用のメリットは何ですか?」という質問が、とある地方自治体の方から入りました。

どうやら、韓国人人材採用に関するセミナーを行うらしい。そもそも、こういうフリーライド的な質問にかこつけた情報収集が死ぬほど腹が立つのだが、毎度のように私はこう答えます。

「ありません。リスクだらけです」

そう言うと、絶句しますよね。じゃあ何で事業やってんの?的な声が電話口から聞こえてくるようです。

 

韓国人採用には4つのリスクがある

 

私はセミナーでいつも、上記のようなスライドを見せます。リスクはだいたい4つに大別できるのです。

 

では、こんなにもリスクがあるのに、なぜホスピタブルは韓国人人材の職業紹介事業を営むのか?

それは、明確な理由があります。これらの「リスクを回避するノウハウがある」からに、他なりません。

これらのリスクとは「自社で対応した場合のリスク」です。

韓国政府も、韓国の大学も、貴社の就職への責任は取りません。ビザの責任も取るどころか、知識もありません。っていうか、知ったことではないのです。日本での話だから。

 

日本の人材不足は一時的問題/韓国人求職者にとって就職は一生の問題

「求職者の人数がどうやら多いようだ…」などという外部環境だけを見ただけの状態で、日本側の自治体が「韓国人採用に関するメリット」を謳うなんて、危なっかしくて見てられません。

そして結局のところ、そんなセミナーを企画する自治体の人たちも、3年程度で異動してしまい、セミナーを受けた企業だけが困ったことになっても、結局誰も何ら責任とらないのですから。

 

就職とは求職者にとって一生に関わる一大事です。求職者の熱意を汲み取り、御両親の不安を払拭し、企業が悩むそもそものミスマッチを解消し、人材を育てる環境を整え、かつ企業が外貨を稼ぐ術を作り上げる仕掛けを提供しなければ、外国人採用はできないのです。

 

だから、いつも「本気ですか?」と問うのです。本気でない人は、メリット云々を標榜することを止めて欲しいものです。

 


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