ラジオは何故面白くないのか?(23)

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私事ですが、「屋台を韓国人観光客にも楽しんでもらおう」というテーマで

あす・8月12日(水)ラジオ第1 午後9:30~9:55に出演します。

全国放送です。

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「全国放送で流していいのか?」と思えるくらいの
「博多弁丸出し」の放送です。途中、小松親分と盛り上がって
ちと品のない話もしちゃいました。
どの程度、NHKさんが許容してくれるか?にかかっているのかな?
さて。
この放送の収録ですが、お写真のとおり
ラジオなのにセットがあり、収録も「公開」でした。
一般のリスナーさんが聞きに来られている
目の前でトークをかましました。

さすがNHKです。
翻って民放。今、ラジオ媒体は他のマス・メディア同様(もしくはそれ以上に)
窮地に立たされております。
長年この業界に関わってきた一人として、どの程度の人が問題意識を
持っているのだろうか?という心配に対し、現場でその気持ちが沸々と
現れ、かつ新しい媒体にしようという動きがあるか?と言われたら、
あまり無いのが現状かと考えます。

実は私がよく仕事で関わります、ラジオNIKKEIのwebmasterさんが
今月に入り、問題提起のブログをシリーズで書いておられます。

冒頭でwebmasterさんは

>1つ言えると思うのは、世の中が大きく変わったのに、
>ラジオはあまり変わっていないこと。
>もしかしたら、それにうすうす気づいていたとしても、
>本気で気づこうとしなかったこと。
>そして、それが、もしかしたら僕ら置いてきぼりになっちゃったかもと
>今(今頃?)やっと気づいたこと。
>でも、その解決策はすぐには分からずに、気はあせるばかり・・・。
>こんな感じじゃないのかなと思います。

こう綴っています。まさにその通りと感じます。
特にローカル放送局は県域において寡占~独占状態です。
従って競合が少なく、まぁなんとかやっていけるだろうという
非常に甘い考えを持っています。(持ってしまいます)。

そしてその中でのシェア争いをするために、近視眼になります。
ちなみに福岡においても顕著な動きがあります。
6月に実施された聴取率調査の結果を拝見しましたが
やはりSIUが落ちています。それも格段に。

媒体に接する「総数」が大幅に減っているのです。
その母数が減っている中でのシェア争いは、意味を成しません。
母数が減れば減るだけ、1人の聴取者が聴くか聴かないかで
得られる聴取率の標準偏差が大きくなるからです。

「100人しか聞いてない媒体の1%と1000人が聴いている1%が同じか?」という議論。

今、本当に転換期です。
でも目の前の売上目標がクリアされると、それで社員一人ひとりが
ラジオの場から去りテレビへ行くいうパターンが多いのが日本の現状。
ラテ兼営局が多いからですね。

そうやって先送りされ続けて50年。

どうなったら変わるのか?というか変わらないことを選ぶことも戦略ですが
果てさてそれで営業ツールとして売れる媒体になり続けることができるのか?
媒体のレゾンデートルが問われる今だからこそ、
どんなコンテンツを媒体で提供し、どんなサービスを誰にどうやって
提供し続けるのかを、定める時期に来ていますね。

本当は7年前から僕らが言い続けてきたことですが。

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コメント

  1. ラジオは今後どうなっちゃうのか?(3)

    ラジオは今後どうなっちゃうのか? 前回は、世の中が変わった具体的な話と今の問題、 そして、手段の目的化?というお話。 今回は、今の問題にも関係あるのですが…

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