残る傷跡

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故あって、車で糸島界隈を走りました。
別に仕事でもなんでもなく、単に自分の子どもたちを乗せてただけですが。
で、糸島半島をなんちゃなく海岸線沿いに走っていました。
すると。
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西の浦地区に近づくにつれ、未だに数多くのブルーシートを発見しました。
つまり、3月に発生した福岡西方沖地震の爪あとは、まだまだ残っているのです。
2005.06nihinoura02.jpg
思えば、福岡の都市圏以上に震災の傷跡が深かったと言われる海岸地区。
特に、この糸島半島の先端部分や、玄界島、志賀島あたりは、復興に時間を要しているようです。
改めてこの地区を自分で走り、周りを目で確認することで、この問題の深刻さを
再認識しました。
2005.06nihinoura03.jpg
幸か不幸か、今はカラ梅雨。大量の雨が降っていないことが、被害地からの消息を
薄めているだけかもしれません。
これがわずか1~2週間後には、集中豪雨や土砂崩れなどで、再び被害が出たりしないか?
見ているだけでも、非常に不安になってきました。
それ以上に、一過性のものと捉えて、その後震災の傷跡が残る地区の取材や報道を
僕らマスメディアは怠っていないか?
被害に悩む人々の神経を逆なでするような放送をしていないか?
そんなことを考えてしまいました。これじゃいかん。


ちなみに。
被害地区が、この状態であることは、一方で何を意味しているかというと、
玄界島の方々は未だに仮設住宅で生活をしているということ。
3ヶ月近くが過ぎても、ふるさとに帰れないツラさ・・・って尋常ではないでしょう。
それも島の生活とは、あまりにも勝手が違うプレハブ住宅の生活。
やはり報道する側が、「終ったこと」として、認識していないか?
そんな矢先に余震や集中豪雨が来そうな気がするっちゃけどね。

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