広告の傾向

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先日、仕事中にぼーっとネットを見ててこんなニュースに驚いてしまいました。

<サントリー>ビールのキャンペーンガールを廃止

 サントリーは、05年度からビールのキャンペーンガールを廃止することを明らかにした。
これまでに鈴木京香さん、釈由美子さんなど有名タレントを輩出してきた名門だが、
「商品が多様化し、今後はブランドごとのキャンペーンを強化したい」として、
ビール全体をPRするキャンペーンガールはやめることにした。(毎日新聞)

うーん。
他のビールメーカーもすでに止めているとこがありますが、サントリーまでかぁと
ちょっとさびしい気持ちになってしまいました。
やはりビールのキャンペーンガールと言えば、各放送局めぐりに来てくれたり
焼き鳥屋の壁に貼ってあるポスターになったりと、
世のおっさんどものスケベ心を、巧みにくすぐり
それなりにビールの売上を伸ばすのに貢献していた気がするのですが。。。
さて、ちまたのコンビニなどでビールを買おうとすると
今や「発泡酒」の方が多いことに気づきます。
商品もさまざまで、いわゆる「ビール」が減ってきているようですね。
顧客の希望がバラバラで、しかも売上が減っている中で
「それなりにビールの売上を伸ばしていた」というツールは、切り捨てられる運命にあるんでしょう。
やはり業務効率、作業効率、広告効果・・・・このあたりを第一義と捉える傾向が強い今だから
キャンペーンガールも必要とは捉えられないんでしょうね。
でも。
せちがらいよな。


ちなみに。
発泡酒が嫌いです。
発泡酒がコンビニで売られているのは、まだ許せますが、
巷のいけ好かない居酒屋で「生ビール」というカテゴリーの中に
「タン○イ」とか「マ○ナムド○イ」といった名前が紛れ込んでいると
幻滅します。
ひどいときには、客に知らせずに勝手に発泡酒をついでくるバイトがいるからたまらん。
文句を言うと逆に驚いた表情。。。
ビールは文化。ビールは人間の英知の結晶です。
酒造メーカーは発泡酒製造に踏み切ったのは断腸の思いでしょう。

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