宝くじの正体

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さて貴方様は今回、「年末ジャンボ宝くじ」を買われましたか?
ボクはご承知のとおり、グループ買いの残りでの参加をしていますが
個人では買っていません。
きょうはちとまじめなお話を。
「胴元」という言葉をご存知でしょうか?
「胴元」最近は、あまり聞かなくなった言葉ですが。。。
いわゆる賭け事の世界の「親」のことですね。
競馬ならJRA、パチンコならパチンコ店、宝くじならその取り仕切り元。
で、胴元の存在する賭け事においては、間違いなく賭ける側が儲かることは
ない構図になっています。それはなぜかというと・・・。
「胴元の取り分があるから」です。
簡単に言えば、賭博場に集まった全てのお金のうち、あらかじめ胴元が
ある程度の額をピンハネするのです。その残金を賭けに参加した人同士で
「取り合い」をする・・・のがギャンブルです。ご存知でしたか?
だって、そうでもないと賭け事の胴元が儲からないでしょ。
パチンコ屋しかり、JRAしかり、宝くじしかり。
で、そのピンハネのパーセンテージをご存知でしょうか?
パチンコ屋がだいたい10%程度。
世界各国の競馬の胴元の取り分が同じく10%前後の中、日本はなんと25%!!
かつての共産主義国家でもこんだけの取り分を確保していた国はありません。
つまりJRAは常に荒稼ぎ状態なわけですね。
そして宝くじは・・・。
なんと、54%だそうです。以前から50%以上とは聞いていましたが、
このたびボクは初めてこの控除率を知ったのでした。。。
一等があたる確率は100万分の1 なんやそれ?って感じですよね。
だったらラスベガスとか済州島のカジノに行って、ブラックジャックや
ルーレットをやった方がよっぽどいい。
ルーレットに至っては、赤黒なら2分の1なんやし。
先日、中越震災復興のための「宝くじ」が発売されることが決まりました。
かのイギリスにございます大英博物館も設立時の資金調達に「宝くじ」を
実施したのです。
この言い回しからお気づきのとおり「宝くじ」は税金徴収方法のひとつでしか
ないわけです。
いまさら言っても手遅れかもしれませんが、「宝くじ」を買うことって
こういうカラクリをきちんと述べた上で分析すると・・・
「定率減税を含む年末調整で戻ってきた金やボーナスの金からさらに毟り取る税金」
であるのが「宝くじ」なわけです。
みんなだまされるな!
といったところで、率先して買っている阿呆が言ってるようでは、
誰も信用せんよなぁ。面目ないm(__)m


このように。
あなたの知らないところで、知らない形でさまざまな金が毟り取られています。
こうまでして金を徴収して、何に使うんかいな?
使用用途もよくわからんから、こまったもんだ。
いっそのこと。
「国債の利息返済用資金調達宝くじ」とか
「年金資金調達用宝くじ」とか
「九州新幹線船小屋駅建設実現用宝くじ」とか
すればいいやんけ。
ちょっと角が立つ内容をあえて書いてみましたが・・・。
ついでに法人にも宝くじ買わせてみんかい!と思ったりもした。

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