激変の始まり

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ついに来たか・・・そんなニュースが舞い込んで来ました。

ライブドア:ニッポン放送株を取得 持ち株比率は35%に [2005 02 08]
 
ライブドアは8日、子会社のライブドア・パートナーズが東証の時間外取引で
ニッポン放送(東証2部上場)の株式972万270株(発行済み株式の29.6%)を取得したと
発表した。グループの持ち株比率は35.0%に達した。
livedoornippon.jpg
ニッポン放送の株式については、フジテレビジョンが1月、全発行済み株式の取得を目指すと発表。
同月18日から今月21日まで、株式公開買い付け(TOB)を実施しており、ニッポン放送の支配権
をめぐり、フジテレビとライブドアが激突する様相となった。
同社はまた、ユーロ円建て新株予約権付社債で800億円を調達し、M&A(企業の合併・買収)
資金に充てると発表した。ニッポン放送株の取得のためとみられる。

ライブドアがニッポン放送を買収し、経営権を取得すると、旧態依然とした今の放送局の連中には
想像もつかないような事業展開や会社経営が 今後、実施されるかもしれません。
元来ニッポン放送は、それなりに放送と通信との融合に努めて来ました。
努めて来たのには理由があり、前回ボクが書いたように、ラジオはインターネットと最も愛称の良い
媒体だからです。⇒ラジオは何故面白くないのか?(4)
特にデイタイムは移動通信ツールと、休日や早朝、深夜帯はPCと・・・
それぞれ音の媒体と通信アイテムとで、聴取者と双方向のネットワークを構築するのが
とってもカンタンなわけですよ。
ゆえに、それは通信媒体の大手だって同じ考えに立つのは至極当然なハナシでして。。
かのライブドア社長「ほりえもん」も「社長日記」の2月4日にて。。。
まずはネットラジオの「ねとらじ」。常時数十のラジオ局が番組を配信している。ミニFM局のネット版
みたいなものだ。ミニFM局と違い、全世界に配信できるのがネットラジオの強みである。
今話題のpodcastingなどにももうすぐ対応予定だし、
地上波ラジオ局とも連携していきたいと思っている。

と、書いとるったいねー。すでにこのとき、ストーリーは確定しとるな。
で、さらにAMラジオ局を買収するのは、一般的な放送局媒体よりメリットがあります。
⇒コストが安い
とにかくテレビ局よりは安い。コストもかからない。FMよりも電波が遠くに飛ぶ(音質は考えない)。
ゆえに電波局も少なくていい。デジタル化になってもアナログはなくならないことは決まってる。
つまり長期的に見ると聴取者は増える可能性を持つのね。
⇒AMラジオかよ。。。でも、そのワリには、よいコンテンツがある
まずもって大事なのは野球競馬(中央競馬ね)。これはオイシイ。
商売のしようはなんぼでもあるやろ。両方ともほりえもんの欲しかったコンテンツやし。
さらに大切なのは音楽。レコード会社とのタイアップ、さらには配信による販売、制作など
夢は無限に続きますね。
んで、AMラジオ局にはネットワークが2本ありまして。(テレビの5本のネットワークみたいなやつね)
ひとつはJRN。いわゆるTBS系列(厳密には違うとこもある)。これはほとんど各県にあります。
もうひとつはNRN。これはカンタンに言えばTBS系列以外。
(クロスネットを除くと)そんなに多くないけど北海道から沖縄まで網羅はしている。
NRNは主要な県を網羅してるAMラジオのネットワーク。そのNRNの基幹局でもあるのが
LF(ニッポン放送)なんですよ。しかも在東京ではシェアや認知度なども高いわけで。
イメージ的にはテレビ局で言うところのテレビ東京系列をゲットするようなもの。
つまり新規参入したい経営者ならば恐らく最も費用対効果の高い媒体、放送局、そして
ネットワークなのかもしれませんね。
ちなみに、ボクの勤める会社もAMラジオはNRNなんよ。はははー。
いっそのこと大改革してラジオを根底から変えてほしいもんじゃ。
今のままじゃ、何度も言うとおり未来ないけんさぁ。
ただ思うに、こういう買収・経営移譲(まだ起こってないけど)って、まだまだ始まりだと思うんよ。
つまりは、楽天やソフトバンクに限らず、放送局へのM&Aが起こることが十分考えられるわけです。
(つづく)
参照URL(1)
参照URL(2)


なぜか?
それは、来年から企業の合併・買収を海外の企業がしやすくなったからです。
海外の企業が日本の企業へM&Aをかます際は「現金一括払い」が原則でした。
それが今度から「株式交換」という方法が採用され、海外からの買収がめっちゃしやすくなるのです。
東京のキー局を買う、あるいはある地区の媒体を丸ごと買う。
「ネットワークの株をひととおり持っている会社」を丸ごと買う。。。。
そんな会社が海外から日本にやってきても不思議じゃないのです。
そうなると、以前ヒットした曲にもあったように
「♪新しい上司はフランス人 ボディランゲージも通用しない」なんて事が十分考えられるのです。
さぁどうするどうなる?放送局。対策も勉強もなんもしとらんぞ、経営陣や管理職は。
だってほりえもんが言うには
「日本の経営者は経営者1年生ばかりでしょ!ボクは9年生ですから~ 残念!
なんだもんね。時間の問題かもしれん。お願い、斬って♪

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コメント

  1. Tetsuya Isozaki より:

    トラックバックありがとうございました。
    >それは、来年から企業の合併・買収を海外の企業がしやすくなったからです。
    >(中略)
    >東京のキー局を買う、あるいはある地区の媒体を丸ごと買う。
    「ネットワークの株をひととおり持っている会社」を丸ごと買う。。。。
    >そんな会社が海外から日本にやってきても不思議じゃないのです。
    とのことですが、放送法の外国人持株規制も大丈夫になるんですか?
    (よく存じませんが。)

  2. ippei より:

    いえいえ。
    少し言葉が足りなかったですね。
    放送法の外国人持株規制の改正等の話は今のところ聴いたことありません。
    が、表現の自由を守るためにあったマスコミ集中排除規制も景気の波には勝てずに
    緩和されることとなりました。
    その流れと同様に、今後は放送局の生き残りにために外資を含めた救いの手を
    求める会社が出てきてもおかしくないということです。
    さらにインターネットを中心とした通信の発展で放送を許認可や規制で守る意味合いも
    だんだん薄れていくことでしょう。
    つまり今の放送局は国家の乳母日傘がなくなる日のことを常に考えながら
    仕事をし、経営戦略を練らないといけないということですね。

  3. webmaster より:

     あーあ、先にかかれちゃった。おれもこの話題を書こうと思っていたのに(--;;
     まあ、君ほど専門的には書けませんがね。
     それにしてもどうなるかな? ホリエモンの夢の先には新聞もあるもんね。
     書いていた通り、NRN系は大変なんだね? しかし、ネットラジオで一発配信されたら、地方のラジオ局はいらなくなるねえ。大変だこりゃ。
     しかし、この件、事はすんなり終わるかな? ゲリラ的なやり方をしているようでは、まだまだ大きな津波が起こりそうな気がしますけどね。okatai方が多いと思いますので。

  4. ホリエモン より:

    http://gendai.net/contents.asp?c=035&id=17551
    突然降ってわいたものではなかったようで。

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