海を渡る波

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?と思われる表現でしたね。
「波」と言えば、普通は「ザブーン」の波を連想しますが、
放送局に勤めていると、えてして「波」=「電波」のことを言うものです。
となると「海を渡る波」とは、海を渡ってくる電波のことを意味しておりまして、
つまりはエリア外の放送を意味します。
kbsbusan01.jpg
中学生のころ、ラジカセのラジオチューニングを手で慎重に回していると
ところどころで、○○ニダ~!とか○○ムニダァ!と聞こえてきてました。
「ん、これは北朝鮮のスパイ用の暗号電波ではないか?」などと勘違いし
「誤って受信したボクは命を狙われるのではないか??」と思い込んでいたこともありましたっけ。
出力をでかくして送信している北朝鮮の放送がたまーに混信してくるのは、腹立たしいものですな。
でも、一方で韓国から飛んでくる、向こうの普通のラジオ放送は、きちんと聞いてみると
意外と楽しいもんでもありますよ。
で、福岡の土地柄から見ると、車に乗ってラジオのチューニングをあわしたところ
容易に受信できるのは、プサンで放送されているラジオです。
っちゅうこともあり、たまーにボクが聞くのが891kHzのKBSプサンのラジオ放送です。
正時の2分前には必ず天気予報を放送しています。
「オヌレナルシー(オヌル=きょう エ=~の ナルシー=天気)」とタイトルが入り
アナウンサーが「○×○×△△××○○※※☆☆~」と、まくし立てるように天気概況を話します。
そして正時の時報明けはニュース。だいたい5分から10分はニュースを流します。
それ以外の時間では、ニュースの解説系のネタから、電話越しにリスナーが出てのど自慢をしたり
公開生放送をしていたりと、結構バラエティに富んでいますね。
土日の午前なんかは結構頻繁に交通情報も入ります。
意外と渋滞も多いようですが、所詮福岡で聞いている限りでは対岸の火事ですな。
ただ、こっちのNHK同様、やや硬いですよね。雰囲気が。
プサンに入ったときにポケットラジオで聞いたら、現地の他局は結構ハジケた感じで放送してたもんな。
AMラジオはカーラジオがもっとも受信状況がいいと、ボクは勝手に思っていまして
さらに高いところに上がると、なおいいですね。
ということもあり、カーラジオで韓国の放送をもっともクリアに受信できるのは。。。
「福岡都市高速」なのです。特に湾岸沿いを走っているとき。
ほとんど雑音もなく受信できるのです。場合によっては福岡の某局よりも受信状態がよかったり
するわけで。。。やれやれ。これ以上は言いますまい。。


ちなみに。
韓国にいると、日本のラジオも容易に聞くことができます。
そのあたりはお互い様でして、プサンにいると、福岡のAMラジオは簡単に聞けます。
NHK・RKB・KBCとも受信状態はかなり良いですよ。
プサンは山が多い街なので、ちょっと高台に上がると、港から離れた地でも
楽に受信できるのがまたいいもんでして。。
市内ですと、チャガルチやソミョン(ロッテホテル前)、ハダン(東亜大学付近)、
キメ(空港周辺)などなど、ポケットラジオで受信できました。
さらに。
済州島に至っては、レンタカーを借りて運転していると、どこでもクリアに入ります。
まぁそう考えると、公に喧伝はできないものの、AMラジオのエリアって楽に国境を越えて
いるもんでして、こいつを商業的に使えないものか?とついつい考えてしまうのです。
アナログ放送では無理かもしれんけど、こいつがデジタル化されて
さらにネットラジオまでリンクすると、化けるかもしれんなぁ。何か考えよっと。

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