締め切り

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本日3月15日は締め切りでした。確定申告の。
「あんたサラリーマンなのに、なんで確定申告の必要があんねん?」と思われるでしょうが、
これが大有りなんですよな。
昨年の年始に離婚して、財産分与を行ったことにともない、僕の所有していた不動産を譲渡した
からなんですよ。しかも同年に母所有のマンションを購入したこともありまして、わずか1年で
不動産売買が実質2回も行われたからなんですな。人生でこんなことは、もうないでしょう。
で、今回のようなパターンにおきましては、
「居住用財産の買換え譲渡損失繰越控除制度」という特殊な制度を使用できます。
長ったらしい名前ですね。いかにもオカミが考え出した名前ですな。やれやれ。
まぁカンタンに言うとですな。
昔、家買った⇒で、売った というステップで損が発生。
(例えば4000万円で買って2500万円で売った。。。みたいな感じ)。
で、しかも同年に新しく家を購入。
(例えば中古マンションを1000万円で買ってローンを組みなおした。。。みたいな感じ)。
こげな感じの人が対象です。福岡ではそんなに該当者がいないでしょうが
東京のような土地で、バブル期に不動産を買い、高い金利のローンを払っている人が、
この際、損が出てもいいので安い不動産を安い金利のローンを組んで買いなおす。。。
なーんて人のために作られた、温情措置なわけですよ。
で、僕の場合もこの例に該当するので、必要な資料調達などをおよそ1年かけて
仕事を依頼した税理士さんなんかと一緒に奔走しました。
いやはや疲れた。普通だったら「嫌がらせか?」と言いたくなるような資料の量ですよ。
まぁ穿った見方をすれば、「嫌がるほどの煩雑さを通じて、控除を狙う気をなくそう」という
税務署の思惑がミエミエなんですよね。
しかし、そんなお役人どもの嫌がらせに降参するのは、敵の思う壺。
虎視眈々と還付金を狙うべく奔走した作業が、ようやくようやくきょう終わったわけです。
なにせ今日が確定申告の最終日やけんね。
さーて、「人事を尽くして天命を待つ」という心境。あとはどうなることやら。
3月末か4月あたりに僕の口座に振り込まれる金額を見て、ニヤけるとするかな。


まぁそれにしても。
どのくらいの額が控除される(かもしれない)のかというと。
金額で言うのが、ちと抵抗があるので避けますが、イメージとしては
「昨年の源泉徴収分の所得税が全額返ってくる」という感じ。これはでかい。
しかも。
今年の住民税もタダになる(かもしれない)のです。
住民税は賦課課税制度。つまり所得税の徴税の結果が、地方公共団体に送られて
それに基づいて、課税額が一方的に決められて、吸い取られる制度。
その源泉税がゼロっちゅうのは、かなり快感。 どうか実りますようにm(__)m

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