アメリカイズムを背負った会社

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カリフォルニアに来て何日かたった。
2006.03.15qrep01.jpg
きょうはとあるツテで、こちらにお住まいの某ベンチャーキャピタルの担当者と
お会いすることができました。
ものすごい人だった。
自身も学生時代に起業経験があり、しかも卒業後はしっかりと某金融系に
身をおく金融のスペシャリストだった。
お話を聞くと、決して順風満帆というわけでもなく、少なくとも2度は挫折を経験している模様。
でも眼光が鋭く、非常に物事を冷静に見分けているのが、瞬時にしてわかった。
そんな彼が最近の仕事で、僕の住む福岡と非常に密接な関係にあることを
ふっともらした。それが現地時間できょう就航しているスターフライヤーだった。
ちなみに記事はこれ。無事に飛んだみたい。

新北九州空港が開港[2006.03.16]
新北九州空港が16日、北九州市沖の周防(すおう)灘の人工島に
開港し、新規航空会社スターフライヤー(北九州市)の第1便が
午前7時過ぎ、羽田に向けて離陸した。
全長2500メートルの滑走路を持ち、午前5時から翌日午前2時
まで21時間運用できる。市は年間100万人以上の利用客を
見込んでいる。(読売新聞)

なんと、彼の勤めるVCはそこへ巨額の投資を行っていると。。。。その額およそ10億。
ぶっとんだ。カリフォルニアに身をおく彼…しかもアメリカでは結構メジャーなVCなのに
そこが福岡県北九州市~東京を結ぶ新規参入の航空会社に巨額を投資するとは!?
耳を疑った。
でもこれは事実。さっきHPを見るとやはりその企業名は株主構成メンバーに入っていた。
つまり世はボーダレス。熱意や斬新さ、そして「賭けよう!」と思うだけの希望がそこに
見受けられればVCは振り向くのです。リスクを嫌う金融が多い日本の感覚では考えられない
大胆なイズムを目の当たりにした。
それも福岡の話をここシリコンバレーで聞くとは…。
で、感動したのはそれだけではない…。


通常、日本のVCはそこまで経営に口出ししないそうな。
ところが彼は違った。毎日電話を経営陣に行い、そしてしょっちゅう北九州に
赴いていると。
彼は言う。
「飛行機の重量を軽くし、燃費を向上させることが黒白単色に至った理由のひとつ」と。
そこまで考えている。経営者と一体になって、投資先に入り込むそのバイタリティーに
僕は恐れ入ったのです。
スターフライヤーはライト兄弟がキティーホークでフライヤー号を飛ばした
日から100年たった日に創業したことで有名な会社。
会社にも投資先にもアメリカのイズムが入っている会社がスターフライヤー。
まぁ民間航空産業はやはりアメリカが中心だなぁと思うと、この会社の考え方って
意外と世界的に受け入れられるのかもしれないなぁ…って思ってしまった。

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