僕のビジネス論

解説|経営の学び方 ~郁文館夢学園の学園祭の取組

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先日、恩師の縁で日本テクノロジーベンチャーパートナーズNTVPの村口和孝代表を囲む飲み会に参加することができました。

 

↓このような方です。。
日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)
代表取締役キャピタリスト 村口和孝

 

非常に情熱的な方で、語り口ひとつひとつに感銘を受けてしまった。

 

その中で出てきた面白い事例。

東京・文京区にある郁文館夢学園の学園祭で面白い取り組みがある。と。

 

学園祭で商売をする。その商売のB/S P/Lを作る。法人税の支払を見立て義捐金等に40%支払う。株主総会をする。そして…分配する。。。。というリアルケースだそうな。すげー。

 

ちまたの大学での学園祭でも実際に模擬店出して商売するのに、どの程度の利益率で商売をしているのかなんか、きわめてあいまいなもんだ。下手したら赤字じゃないか?

通常は働く人間の人件費なんか加味しないから、純粋に収益ベースで赤黒を判断しているはずだから、当然かもしんない。

 

村口代表曰く
「彼ら(高校生たち)は極めて責任感を持ってこのミッションに取り組む」
そらそうだ。業績が一覧で財務諸表の形で出て、株主総会を経るんだからヘタを打てない。

僕が思うに、高校の頃にこのような実体験を行うと…いわゆる小銭稼ぎのアルバイトをただ漫然としなくなるだろうな、と思うわけです。

なんのためにお金が必要か?それ以上に体験やノウハウが必要か?誰に対する責任で仕事を行うのか?どのような帰着点が仕事を行う上で喜ばしいのか?なーんてことを意識できるようになるからです。

 

会社の作り方や経営の仕方は、数ある座学で学ぶのも重要ですがそれ以上にこのようなケースを経ることがいかに大切か?改めて考えさせられました。そして自分の子どもにはどう教えるか?ちょっと考えています。

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