不二家事件の真相

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みんな、これ知ってる?
 
5%ルール報告12日 不二家(2211)――大量
財務省 1月12日受付
(提供者、共同保有者合計保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)
★発行会社:不二家
◇ゴールドマン・サックス証券など
6,720,000株 5.32%( -%)
※ 金融庁のホームページからの情報提供であり、証券取引法上の公衆縦覧ではない

 
 
これ何だと思います?
ゴールドマン・サックスが不二家の株を大量に手に入れたということです。
1月12日付けでの報告ということは、おそらく年始すぐに手に入れた模様。
 
で。
 
彼らは、事件と同時にこの株を大量に売っている。
株を知っている人なら、ピンと来るでしょう。「空売り」です。
不二家(T.2211)は1月11日で211円(-21)、12日で198円。
たった2日で33円(15%)値下がりしたわけですな。
空売りとは株価が下がりそうな銘柄の株を大量に借りてきて
下がる直前に売っぱらう。
で、下落した後に同じ数の株を買い戻す。
で、利ざやを稼ぐという方法です。

 
例えば
○不二家1000株をあらかじめどっかから借りてくる。
○1月11日に1000株を売る→211*1000=211000円入手。
○1月12日に同株数を買う→198*1000=198000円支払。
○貸主へ1000株返す。
 
ね。手元に13000円のこったでしょ。(手数料なんかは考えないよ)
 
これが、空売り。
 
さて。ここでよーく考えましょう。話がうますぎません?
不二家の不祥事の出たタイミング。
で、踊らされているのは重箱の隅だけを連日つついて軽率な報道を繰り返すマスコミと
そのマスコミの報道で、一緒にぷんぷん怒る一部の消費者でしょ。
僕は、この事件について、もっと奥に事情がありそうな気がしてならんのですが。

 
まぁ上場企業に不祥事が発覚する時には
絶対に株価が下がる。当たり前ですな。
そこに目を付けるに決まっています。
 
さまざまな人が。

 
でもこれって、知っていればめっちゃインサイダー取引なんだよな。
もちろん知らなければ(公に)事件性がないが。
まぁ情報を制すると、利を制するのは古くからの常套手段。
その情報戦にマスコミはいいように利用されています。
それもこれも資本主義の実情を知らず、経済ニュースの取材力がないからだ。
 
「放送しない」「報道しない」
こういう判断もニュースにおいて大事な判断になりつつある時代に
なってきていると考えるのだが。。。

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