天動説

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「天動説」の小学生4割=月の満ち欠けと月食も混同
 「太陽は地球の周りを回っている」と思う子供が4割、
 月の満ち欠けが起きるのは「月が地球の影に入るから」と、月食と混同している子供も4割

こんなショッキングなニュースを見かけました。
子ども達からしてみれば「天動説」なんて言葉すら知らんでしょうけど。
由々しき自体ですねぇ。
理科離れ・数学離れが加速度的に進んでいるようです。
もともと理科が嫌いだった方には、思い出したくもないのが理科の授業内容だったかもしれません。
でも、中学校までに習った理科の内容って、実は実生活にすんごい役に立ちます。
先日のキャンプでの行程でもそんなことがありました。
シーン①
車の窓が曇りました。しかも通常の車の内側が曇ったのではなく、外側が曇りました。
もちろんワイパーで一拭き。「なんでだろう???」と大学生たち。
「おまえさぁ。、中学校二年生のときに『飽和水蒸気量』って習わんかったか?」と言うと。
「。。。忘れました。 何すかそれ?」と。 うーむ。
シーン②
雲行きが怪しくなりました。雨が降りそうです。
「なんで、雨降りそうってわかるんすか?」
「上空にあるのは乱層雲。温暖前線が来てるんでしょ。」「へぇ~」
「へぇ~ってさぁ、習ったやろ?」「忘れました。。。」
「筋雲が出たら翌日~翌々日は雨!」「へぇ~」
「筋雲が巻雲。で、巻層雲・高層雲・乱層雲。。。って迫ってきて雨降るんでしょ」「へぇ~」
これでいいのか?うーむ。。。
あまりに皆知らないので、なんか自分の知識が間違っているのでは?と思い、ネットで確認。
①の参照URL
②の参照URL ←これ。 やっぱりあってた。ほっ。。。
「勉強」って位置づけるから、なかなか頭に入らないんだと思います。
ボクが中学校の時に理科を学び、特にみんながあまり興味関心を抱かなかった地学に
注目したのは「実生活に役立つはず!」と思ったから。
天気の知識や、地震の知識、そして天体の知識は人間の生活やロマンを語るのに
非常に重要だと思います。そして若かりし頃にしたたかに思ったのは、
「地学の知識をトークに盛り込むと『モテる』」ということ。 こざかしい。。。
けど、大学時代はカクテルを中心とした酒の知識と、こういう「へぇ~」ネタは
顔がイケてない男性には必須だなぁ・・・と真剣に考えていました。
天動説を信じる子ども達。まずは理科への興味関心をきちんと持たせないといかんでしょ。
で、中学校に上がった段階で、「知っているとモテるぞ~!」とでも言ってあおらんと
学習熱が上がらないような気がするのです。
勉強なんざ、動機は不純で結構だと思います。要はどれだけの知識欲を沸かせるか?
じゃないのかなぁ・・・。


ちなみに。
星の動きを見るだけでは、なかなか子どもって興味を持たない。
形にしてあげないといかん。
で、オススメなのが天体望遠鏡を使った写真撮影。
星の動きや月の動きを、一枚のフィルムに収めることができます。
こんなの、子どもの時に買ってもらった「ひみつシリーズ」に載ってたけどなぁ。
そういう学習漫画を買ってやらん親も問題なんじゃないのかな?
というか親が興味が無いし、知識もないから子どもがバカチンになってるのかもしんない。
やばいな、ニッポン。

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コメント

  1. N より:

    僕・・・高校3年生のとき
    進研模試の地学で、県でブービーになったことあります。
    点数は9点。
    一生懸命勉強して、答案用紙は全部埋めたのに。。。
    ちなみに生物を取っている友人が、「時間が余ったから」という理由で同じ試験を受けたら48点でした。
    orz

  2. ippei より:

    ボクは自慢じゃないですが、物理は最高にダメでしたよ。0点7回。投げ上げの運動を計算したら、答がマイナスになって、ボールが地下にもぐっていくことになったのでした。

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