僕のビジネス論

ベンチャーの企業戦略と支援環境

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先日ホスピタブルの郵便受けに、突如見たことのない封書が届く。発信元は、なんと「文部科学省」(@_@) なんで?封を開くとこんな書面が出てきました。

「大学等発ベンチャーの企業戦略及び支援環境についてのアンケート」

だそうです。

「大学等発」と書かれ、若干戸惑いましたがいちおうそのような認識でみていただいくだけ、ありがたい話です。
ホスピタブルは、別に特殊技術を持ち合わせておりません。ゆえに通常の大学発ベンチャーのごとく、技術シーズそのものを競争優位性と捉えたベンチャーには、永劫なりえません。

さりとて日本国内では、いまや第三次産業がGDPの7割を稼ぎ出す主力産業であることは疑う余地はなく、これらの新産業や新サービスが世に次々と出てこない限り、日本の発展に寄与できる産業がますます減ってしまうだろうという、責務と自負とを持って仕事をしています。

そんな現状、そんな産業体系に当てはまるホスピタブルにとっての支援環境に関するアンケートの問いを、詳らかに書いて送付しました。日々の仕事に対し、ホスピタブルを取り巻く環境は、ある視点では厳しくそしてある視点からでは恵まれていると考えています。

結局は産業支援という外部環境は、それそのものの評価をすることよりも私たちのような、大して経験もない創業者達がどのような熱意と仁義で接していくかによって、見え方は大きく変わるのでは?と考えます。今年は未曾有の不景気へ突入した、歴史に残る記念すべき年。

そんな時期だからこそ、支援体制に甘えず新しい産業やサービスを生み出すことに期待が集まるのだろうと、勝手に考えています。21世紀の好景気のトリガーの1つになるような仕組みづくり。それが今の自分の責務だと考えながら、日々生きております。
 

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コメント

  1. akarisaka より:

    すいませんね。
    私が文科省からの調査で、貴社をリストに入れたからだと思います(笑)。
    というのも、今まではQBS発のサービス系のベンチャーはリストに入れてなかったのですが、担当の方と話をした際に、ビジネススクールの社会人学生が起業された企業も追加してくださいといわれたからです。
    ちなみに、本調査元は、現在QBSから人事交流で科学技術政策研究所にいっているN田先生のとなりのグループだと思います(笑)。
    世間は狭いですよ。

  2. ippei より:

    akarisakaさん
    世の中狭すぎます。あたしゃ今あらためて驚いております。
    なるほどー。

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