僕のビジネス論

書評|失敗の本質 組織マネジメントに関する考え方

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失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
戸部 良一 寺本 義也 鎌田 伸一 杉之尾 孝生 村井 友秀 野中 郁次郎
中央公論社
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そして改めていま故あって「失敗の本質」を読み直してます。あの小西節が再び脳裏に蘇っております(笑)そしてこれは、別に書いている日記にも書いた話。とある某日私以外2名含め全員経営者というメンツで3名にて話をする機会があった。

1時間半にわたり話したのは、経営におけるビジョン・ミッション・ドメイン

そして組織構築とマネジメントの話。かなりエグい話まで意見交換した。

新しい会社であろうと、老舗であろうと、中小企業であろうと、大企業であろうと、これら企業の根幹とも言うべき、柱の数々は本当に重要だと感じた。

どういうわけか、昨年から僕の周りには起業した人が増えたのですが、どんな立場にある人であれビジョン・ミッション・ドメイン、そして何よりも経営者が従業員に対して持つ夢を語るか語らないか、あるいは口に出せるか出せないか?で各企業は判断され、そして自分も判断できるのではないか?と考えるようになりました。それはもちろん僕自身・そして自社も含めてのことですが。

 

09年は本当にきつい。 きついです。いろんな意味で。だからこそ、今これらの下地をしっかりと築く必要があるんやなぁと改めて感じるのです。下地を固めつつ、すばやい動き。 これも大事。みんな大事何やけどね。

かつてQBSで学んだ組織論。学習においては苦手分野だった。でも、今改めて教科書を開きもっとも骨身にしみる分野のひとつ。2005年に学び始め、家やマクドナルドで教科書を読みながら居眠りこいたはずなのに、今は本当にこれら一つ一つの知識がここまで大切なものだったとは?と痛感している。

モチベーション理論で言うと、ハーズバーグの動機付け・衛生理論やらマクレガーのX理論・Y理論やら、その辺。組織論なら、バーンズ&ストーカーの有機的組織とか官僚的組織とかそういったあたりの話ですわ。

 

だから、いま失敗の本質を読み直し。今後何度も読み直し。。

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