心理戦

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さてプレーオフ。
結局、きょうの一戦でペナントレースの勝者が決定してしまう。
今までのリーグ戦はなんだったのか?
と思う人もいるでしょうが、今までコツコツ積み重ねてきたものが、ひっくり返されることも
結構面白かったりするわけで、別に今回のプレーオフを悪く言うこともないんじゃないかなぁ~って
ボク個人は思っとります。
で、野球の話。
かつて田原総一朗が、何かの番組で
「野球はねぇ。。。スポーツじゃないよ。あれは心理戦だよ。最高の心理戦」
と漏らしたのを覚えています。
彼の思いを分析するに、まさにこのプレーオフの数日間のダイエーこそ
心理戦の典型。
どんなに実力があっても、目の前のプレッシャーや意味、その先のこと。。。などを考えると
ポテンシャルの発揮ができなくなる。。。それが人間の面白いところ。
「あれだけ貯金を作ったのに、今までのペナントレースは何だったのか????」なーんて
ダイエーの諸氏がいらんことを考えていたからこそ、
「2位にこぎつけたのに、この試合で3勝したら優勝げな!もーけもんと思ってがんばろー!」なーんて
脳天気に試合に臨めた西武にやられまくったわけで。
そのプレッシャーや心理状態がゲームに如実に現れてたぶん、面白かったな。
さて。きょうはどげんなるっちゃか? ゲームが終わって続きを更新しよっと。



さて午後10時 延長戦。。。  どうなるんだろうか?? 終わらないなぁ。


午後10時20分 終わりました。 ダイエーホークス 負けてしまいましたね。
まさに最後の最後まで心理戦だったね。
まぁでも通常のリーグ戦よりも、このトーナメント的な勝敗のほうが見ている側は
面白いね。まるで高校野球のよう。。。
結局、喜怒哀楽を共感できる野球の方が、ドラマチック。
そういう意味で、プレーオフは面白かったな。


心理戦とはまさに野球に限らずスポーツ全般に言えること。
一瞬の油断や、気の緩みが隙を作り
「もうだめだ」と思った瞬間に負けが決まる。。。
そういう経験をしたことがあるので
スポーツの心理戦は、とても共感がもてます。
聴いてて、つらかったな。きょうの中継は。。。。

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コメント

  1. 高木 直哉 より:

    シーズン前から決まっていたルールの上で優勝したライオンズに対して異論を唱えることはできません。たしか、(古い話ですが)バレーボールでも日本リーグ時代に上位4チームによる「最終順位決定リーグ」なるものがありましたよね。
    パリーグの金儲け主義の「ピエロ」になったようで、確かにホークスはかわいそうです。
    が、制度って、だれかが傷つかないと変わりませんね。たとえば、
     ・Jリーグの初年度は、第1・第2両ステージで優勝しても、それだけでは年間チャンピオンになれない制度だった→その後、改正
     ・シドニー五輪の柔道・篠原選手の敗戦→山下泰裕さんらの努力で誤審が減った
     ・アテネのレスリングでの(明らかに意図的な)誤審→きっと変わりますよね!
     ・将棋の世界でも、棋王戦でトーナメントの全勝者が敗者復活戦の勝ちあがり者との「挑戦者決定戦」(一発勝負)に敗れて棋王への挑戦者になれず→翌年から「全勝者が敗者復活戦の勝者に敗れた場合は再度、決定戦」となった
    10/12以降、「ホークスがかわいそう」などの声があがるでしょうが、今回の事態は予想できたことです。いまごろ騒ぎ出す前、このプレーオフ制度が決まるときに、なぜ、もっと批判しなかったのでしょう?
    ところで、ホークスの順位は「2位」ってことでいいんですよね?
    ……なんか考えがまとまっていませんが、とてもつらい結果となりましたね。本当はホークスが勝って、王監督の優勝インタビューで「こんなふざけた制度は今年で終わりにして!」と言ってほしかったです。

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