存続

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巷の大学生や、若い社会人に「経営者がまず第一に努めるべきことは何?」と尋ねると
「利潤追求」とか「社会貢献」、「社の中長期発展」なーんて答えが返ってきます。
ですが正解は大ハズレ。経営者が企業のトップとして第一に努めなければならないこと、
それは「会社の存続」です。赤字だろうが黒字だろうが、「存続」しなきゃ意味がない。
従業員・会社の名前・ブランド、そして信用・・・
すべてを生かすための努力を日々行っているのが経営者。
そういう意味では、本当にご苦労様ですと言ってあげたい存在なのです。社長様って。。。
会社や従業員の生殺与奪の権を握る経営者。逆に言えば自分の手腕や判断が自らを含めた
破滅につながるかもしれないなんて、まさに綱渡りの連続。
で、このニュース。
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2004/10/14(木) ダイエーが再生機構に正式に支援要請

再建策の行方が混とんとしていたダイエー<8263.T>は13日夜、
産業再生機構に対して正式に支援を要請した。
高木邦夫・同社社長が斉藤惇・再生機構社長と会談し、伝えた。

ニュースを見てて、「やっぱりなぁ・・・」と思ったのはボクだけではないでしょう。
なんとか民間のスポンサーを募って、再建計画を提示したがっていたダイエーですが
今回はいつになく銀行が強気な態度でダイエーに臨んでいたため、まさしく熟慮の末の選択を
高木社長はしたんでしょうね。
目的はもちろん「ダイエー」の「存続」。どれだけ身包みはがされようと「ダイエー」の名前と
印象、イメージ、信用は消えない。「良いものをどんどん安く」のコピーまで残るかどうかは
よくわかりません。「技術の日産」を根底から変えたカルロスゴーンの手腕を見た人ならば
会社の持ち続けてきたコンセプトやCIを変更することも、リストラのひとつだと、おわかりのはず。
産業再生機構もまさに「社の存続」を目的に動く集団。
身の丈以上の借金をして苦境に陥っている企業の借金を減らして、あくまで「本業」で稼げる
企業となるよう手助けすることが産業再生機構の役割です。
ダイエーの「本業」はスーパー。特に食料品販売。これを軸にゼロからスタートすることが
まさにダイエーのこれからの再生の道でしょうね。
基礎からやりなおす。ただそれだけのこと。
本質を見失ったときに礎を失って崩壊するのは歴史が何度も語っていること。
っちゅうことで、今回のお話って、そんなに難しい話ではありません。
「ダイエー」が存続することだけを、傍らから見ておきましょう。
あくまで他人事と思わないで見ることが大事ですけどね。


ちなみに。
どうしても今回のダイエーの話のタイミングと、ホークスの敗北のタイミング。
同一視しているのはボクだけではないはず。
球団もリストラが必要な時期にきているのは間違いありません。
選手もオーナーも、求めてる究極は、やっぱり「球団の存続」だけに。

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