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福岡は酒処(さけどころ)です 地元の人がもっと知るべき話

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日本と都道府県別の酒類販売(消費)数量推移

 

…日本と都道府県別の酒類販売(消費)数量推移…

 

以前調べた数値などですが。。。

福岡県の清酒免許場数(≒日本酒を製造する酒造メーカー)は、
1963年の162カ所から2009年の75カ所へと、過去四十数年間で半数以下に減少。

清酒製成数量も47都道府県のうち第24位です。

清酒免許場あたりの清酒製成数量が減少を続けていることもあり、
現在の福岡県は、九州の平均よりも実は低い。
現在の福岡県の酒造メーカーは、中小規模の企業が多いということですね。

ただ意外と地元民すら知らん話ですが
福岡県は、1970年の清酒製成数量が全国第4位と、かつては
全国有数の日本酒の製造拠点でした。
そのため、福岡県(筑後地方)は、灘(兵庫県)、伏見(京都府)と並んで
「日本三大酒処」として位置づけられている(いた?) どっちかな??

 

ちなみにこの体たらくの原因は私たち消費者側にありました。。。

わが国の清酒製成数量が減少している理由としては、当たり前ですが
日本酒の消費低迷に起因します。

国内の酒類販売(消費)数量の推移を1963年と2009年で比較すると、
な、なんと全国は約57.6%の水準に、福岡県は約40%の水準に落ち込んでる。
日本酒の国内マーケットは、縮小を続けてることになるのかな!?うーん。

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