シーレーン

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「シーレーン」という言葉をご存知でしょうか?
最近は、あまり聞かなくなりましたね。
「シーレーン」とは「様々な資源を供給する海上ルートのこと」でして、
まぁ、いわば日本の生命線みたいなもんです。
僕らは、毎日を何気に暮らしておりますが、地震・台風といった天災や、本土へのミサイル攻撃!
みたいな場合以外に、「ライフライン」が崩れる恐れを常に持ちながら生活しているんですよ。
それこそが「シーレーンへの攻撃」なんですね。
なんでこんな話が突然出てきたのか?と言いますと、このニュースですよ。

2004/11/11(木)
<国籍不明の潜水艦>日本の領海を侵犯


海上自衛隊の護衛艦2隻と搭載対潜ヘリ、P3C哨戒機は11日も追跡を継続した。
防衛庁によると、潜水艦は同日午後、沖縄本島西方の尖閣諸島北側の公海上を航行中という。
潜水艦は時折、針路をジグザグに変更するなど不規則な動きも見せている。
航空自衛隊も潜水艦を支援する航空機の出現に備え、
現場海域上空での警戒監視を強化している。

後日の報告で、この潜水艦は中国の漢(ハン)級潜水艦だということが判明しました。
中国・北朝鮮をはじめ、シーレーンを脅かす恐れのある国はまだまだ存在しています。
ニュースの意味が分からない方のために。。。
潜水艦っちゅうのは、史上最強の海の兵器のひとつです。
何せ、三次元航行ができるんですから。
闇に潜んで、魚雷やミサイルをぶっ放すことができるなんて恐ろしい限りです。
仮にこいつらにシーレーンジャックをされ、日本へ向かうタンカーがぜーんぶ沈められたとします。
さてどうなるか?
日本は1週間で、すべての経済活動がストップしますよ。
送られてきている資源のほとんどは、石油とLPG。他にも石炭・鉄鉱石から、食料まで多種多彩。
どれをとっても供給がストップした瞬間に、日本にパニックがやってきます。
やばいんなら、通る道(航路)を変えればいいやんけ!?と思う方もいるでしょうが、
シーレーンとして毎日航行されている、台湾海峡・バシー海峡は大陸棚。
他のルートは、海底がもっと深いのね。
海底が深いと、潜水艦を見つけるのが より困難なのです。
潜水艦の深深度は300m~600m ものの本によると1000mくらいまで潜れるのもあるとか。
大陸棚は深度200mですので、いわば丸裸なのね。
日本の自衛隊がシーレーンの、どこらへんから監視でき、行動まで取れるのか?
まだまだ議論が続いているのが現状。
でも、そんな議論が続く一方で、現場の自衛官は毎日毎日、東シナ海近辺を航空機などで
パトロールして、僕らの生命線を守っています。別に誰からもねぎらいをうけるわけでもなく。。。
国籍不明船が石垣島近辺をうろちょろしたという、このニュース。
ボクは、ある意味 この地区の現状や日本の実情を考え直させるいい機会を作ったなぁと
ちょっと中国政府に感謝したい気持ちになったりしたわけです、はい。。。


ちなみに。
このニュースにボクが過敏に反応したのには、訳があります。
実はボクの家庭教師の教え子が、現在自衛隊隊員で、毎日航空機で
この海域を飛んでいます。
領海ギリギリの中国の動きをつぶさに見ながら、日本の最前線のせめぎ合いを
毎日目の当たりにしているのです。
ストレスは相当のものとか。。。。 オフの日は女子十二楽坊に癒されているそうな。
中国のためにストレスを感じ、中国の音楽で癒されてるのが、ちょっと笑うけど。。。
とにかく。
日本で安心して暮らせる裏に、彼らの影の努力があることを、忘れてはいかんよね。

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