サス

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ちょっと不景気な話。

ビッグイベントと言えば、昔から「ビッグスポンサー」が付くのが
常識だった。とりあえず僕の中の常識での話だが。。。

しかし。

世の中の趨勢というか、時代の流れというか。
スポーツイベントに対するスポンサードが減っているような
気がしてならない。

とりわけ、「かつて盛り上がっていたスポーツ」に対してだ。

ひとつは、日本のプロ野球。
もうひとつは、男子ゴルフ。

一般の視聴者曰く、どちらも「魅力がない」とか「話題がない」とか
そういう言葉をよく発する。確かにそう思う。

事実僕の中でも野球への興味は以前に比べ、格段に減った。
地元球団であろうともだ。僕の中でのホークスは、どうしても
ドームにいる宗リンや、ワッチではなく、平和台にいる
佐々木や湯上谷、バナザード、アップショーであり
卵を投げつけられた頃の王監督だったりするわけです。

そして。
それ以上に全くもって興味がなくなった男子ゴルフ。
昔はお子ちゃまながらに知っていた、ジャンボや中島。
ジャック・ニクラウスやトム・ワトソンも有名だったくらい
よーく知ってたから、漫画に出てくる旗つつみや
チャーシューメン!も、知っていたわけで…。

スポーツそのものに話題性がなくなったから、
そこを盛り上げるような番組や漫画などの作品も
生まれてこない。これはいわば時代の趨勢なのか?

それらコンテンツを買う側のスポンサーと、見る側の
大衆の動きは速い。動きというか「見限り方」とでも
言った方がいいのか?

他方で「主催」する方は、どうしても「見限る」ことがしにくい。
今までの義理やご縁もあるだろう。でもそれ以上に
コンテンツ力を「信じて疑わない」という近視眼的な
ところもあるのかもしれないですね。

AMラジオのキラーコンテンツと言えば野球だった。
相変わらずよく聞かれている。でもそこに付くスポンサーは
以前に比べ確実に減った。ラジオで野球を楽しむ層が
「クライアントのターゲット」たりえなくなったからじゃないか?

あるいは、野球そのものへの魅力をスポンサーが感じなくなったから
「きっと一般人も魅力をなくしたのだろう」と思い込んでいるのかも
しれない。コンテンツ提供者はその誤解を解く努力をしたか?
…と言われると、残念ながら既存の論理のみ(視聴率など)で
説得しようとするに限られ、結局そこに説得力はないわけで…。

ゴルフはもっとそれが言える。
ギャラリーはそれなりに来る。でも視聴率は上がらない。
それ以上に「話題に上らない」。スポンサーはそもそも論として
コンテンツ力の見限り方の1つとして「話題に上るかどうか」を
確実に見てる。送り手は自身で盛り上げているので、
「話題に上っていない」とは口が裂けても言えないし、
そもそもそうは思っていない。でも実情はそんなもんだ。

スポンサーが付かない番組を「サス」「サスプロ」と呼ぶ。
「サステイニング・プログラム(Sustaining program 自主番組)」の略だ。

「サス」で行う意味は、あるのか?ないのか?
「もったいない」と言う声も確かにある。歴史があるだけに。
そこにノウハウが残っているだけに。

でも他方で、止めるという選択肢も真剣に考えなければ
ならない時期なのかもしれない。というか遅すぎるかもしれない。

先般、とある大先輩からこんなメッセージをもらった。

「多額のお金のかかるゴルフの開催。
そういうことを企業が辞める勇気を求められている・・・
それが今という時機ではないかな。 」

同感である。
というか次世代のコンテンツを探し出てもいいのでは?
と思うのは僕だけだろうか??


それにしても。

こういう新しいコンテンツを生み出し、育て
1商品にするには、早くて5年…下手すりゃ
10年以上かかります。

最近のマス・メディア各社は自社の持つ
「定期預金」に頼りすぎ、食いつぶし過ぎた感があるな。

次、どうする?ってな感じだ。

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