雪ぐ

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突然ですが「雪辱」という言葉をご存知でしょうか?
なんとなく・・・
というところでしょうかねぇ。
なんか、一回やらかして、んでもってそれをひっくり返して
面子を回復する・・・みたいなノリでしょうか?
類義語で出てくる言葉に「屈辱」という言葉もありますよね。
さて、ここで問題。
「自分が勝負などに負けて受けた恥を、次に勝つことによって恨みをはらすこと。」
これを何と言うでしょう?
「○辱をは○す」
屈辱?雪辱?晴らす?はたす????
以前この問題を大学生に出したことがあります。
ところが。
この問題に正解した大学生はおよそ半数弱。しかも理由を理路整然と答えた子が
一人もいなかったことには、マジでびっくり!
日本語の語彙っちゅうか、根本的な学習がまだまだ足りないんじゃないのかなぁ?
やりとりを交わした大学生たちは、おおよそ20歳を超えた大学3年生・・・。
うーん。毎年毎年こんなレベルの能力のまま、大学を卒業したというお墨付きを受けて
世に出ているというのは、どうかと思うけど・・・。
たまーに、大学を覗くと、昼下がりに勉強してる学生の姿って、あんまり見ないもんなあ。
テスト前っちゅうのは別にして・・・。何の学習をしに来ているのかが、よくわからん。
閑話休題。
さっきの正解は「屈辱を晴らす」または、「雪辱を果たす」。
なんでか?
「屈辱」は同義語の熟語。屈する・辱めるという似た意味が合わさって出来た熟語ですね。
ゆえに、この「ハジ」を「晴ら」して初めて目的達成。だから「屈辱を晴らす」。
一方「雪辱」。
これは「雪ぐ」という動詞を知っとかんとわかんない話。さて何と読むか?
「すすぐ」と読みます。っちゅうことはつまり、この熟語って漢文で言うところの
レ点がつくわけね。「辱(はずかし)めを雪(すす)ぐ」ということ。
で、この動作を「貫徹」せんといかんのね。ゆえに「雪辱」を「果た」さんといかんのね。
こう考えると、別にそんなに難しいことじゃない。
要は意味を考えて「理解しようとした」かどうか?
世の中、何事もそうじゃないかな?
「暗記」「マニュアル」からは何も生産的なものって生まれませんよね。
主体的な動作も発生しません。。。
会社に入って社会人になると、物事への接し方、つまり「理解しようとするかどうか?」が
職場環境で活躍できるかどうかに、めっちゃリンクしてきまっせ。
なんでこんなことを思いついたのか???
恥ずかしい話ですが、僕らの職場にも「理解」をしない社員がいます。
「何故この仕事をしないといけないのか?」
「この作業を怠ると、誰にいつどう迷惑がかかるのか?」
「余裕を持って周りに迷惑をかけないよう予定を逆算して、いつから仕事をはじめればよいか?」
こういう思考ができないヤツがいるわけ。しかも若手に・・・。
会社の面接担当者が、いったいどうやって採用を決定したのか、問いただしたいくらい・・・。
業務に支障をきたす人材って、なぜ存在するんだろうか?
結局は、僕らに負担が倍増してかかってくるんだよな。
とはいえ。
そんな社員を採った人間を恨むのではなく、
こういう思考しかできない人間が、増殖した元を絶たないと、日本の企業はみんなダメになるかも。
お願いだから、大学生の皆さん。
「学習」をしてね。「勉強」じゃなくてさ。「何で?」って毎日考えればいいだけ。
「思考停止」がバカの始まり。そういうこと。
「学習」を通じて、「雪辱を果たして」下さいな。。。

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